探偵備忘録

前回の投稿の続きになりますが、まずはサレ夫さんの場合をご紹介させて頂きます。

私たち探偵が夫側から浮気 不倫の相談を受けた際、探偵目線では、

・６割　浮気 不倫の可能性あり
・４割　勘違いの可能性あり

ではないか思っています。（勿論、先入観を排除して浮気 不倫の度合いをお客様との相談・面談を通して確認し、調査の必要性を判断しています。）

その理由としては、比較的女性は嘘をつくのが上手であるのに対し、男性は嘘をつくのが苦手だからです。

だから、妻側が夫の浮気 不倫に直ぐ気付くのに対し、夫側は妻の浮気 不倫に中々気付きにくいのです。

そして、もっと厄介なことは、不信感を抱いた夫が探偵に相談する際、妻は既に身も心も不貞相手にゾッコンという状況が非常に多いということです。

そのような妻の状況は、ある意味「夫婦関係末期の状態」といえますし、夫側からの相談では、この末期の状況で運ばれる（相談にくる）方も多いのが現状です。（悲しい現実ですが本当に多いです。）

それほど、妻の浮気 不倫に気付けなかったという「まさか」の状態なのです。

また、浮気 不倫された夫（サレ夫）の８割は「妻との修復」「離婚はしたくない」という強い意志を持っている方がほとんどです。

そして、いざ調査開始となり、不貞行為の証拠をしっかりとおさえ、不貞相手方に対する慰謝料請求と次のステップに進んだ場合でも、肝心な夫婦関係が末期の状態なわけですから、妻側から離婚や別居を望んだりすることもありました。

※妻は法律的に有責配偶者となるので妻側からの離婚請求は認められません。

サレ夫側の離婚・修復の割合をこれまでの統計を参考にすると、

◎離婚した夫婦 ７割
◎修復・修復中の夫婦 ３割

となっており、妻との修復を望む夫側の立場では厳しい現実になっているかと思います。

では、３割の夫側が何をしたかというと、それは『末期状態になる前の早めの相談と調査依頼』ほかならないのです。

夫婦関係継続の秘訣、それはパートナーと日々向き合い、その違和感を敏感に感じることだと探偵は思います。

少しでも早く妻の目を覚まし、元の幸せな生活を取り戻すのは、あなたの行動・決断次第なのです。

奥様に対し違和感を感じた場合は、一人で悩まず、私たちにご相談下さい。